髪を引っ張るだけでカラダも心も元気になれる

髪の毛の一部を軽く引っ張って、ゴムなどで止めておくだけでダイエットに効果があるって話、聞いたことがありますか? 一時、テレビでも紹介されていたので、ご存知かもしれませんね。

 

実は、髪の毛を引っ張る行為は、ダイエットの効果が期待できるだけではなくて、心もカラダも健康的になれちゃうんです。

 

大きな声ではいえませんが、小さな声では聞こえないので、普通の声でお話しますが、髪の毛を引っ張る場所によって期待できる効果が違うので、よく聞いてくださいね。

 

クビがこっていると効果が激減

 

っと、髪の毛を引っ張る前に、大切なことがあります。それは、クビをほぐしておくことです。

 

せっかく髪の毛を引っ張って滞っている老廃物などをリンパで送り出そうと思っても、リンパの流れがよくなかったら、老廃物は頭に残ったままになっちゃいます。

 

流れていかなかった老廃物は頭に残り、また悪行を働くかもしれません。そうならないようにするには、リンパの流れを良くしておくことが必要ですね。

 

クビほぐしのやり方

 

リンパの流れを良くする方法はとても簡単です。クビを軽くほぐすだけでいいのです。では、さっそく一緒にやっていきましょう。

 

まず、右手を軽く開いて、クビの左側にあてます。このとき親指は使わずに、残った4本の指を使います。人差し指の腹が、耳たぶの後ろの髪の生えぎわあたりにくるように、そっとあてます。

 

次に、クビにあてた右手を、ゆっくり斜めに下げながら、クビのコリをほぐしていきます。こっているところを探しながら手を動かして、コリをほぐしていきましょうね。

 

そのまま鎖骨と鎖骨の間あたりまで下げてきたら、脇の下にあるリンパ腺まで送ってあげましょう。後は、反対の右のクビも同様にやってくださいね。

 

どうですか?これだけでも何かちょっとスッキリした気分になる人もいんじゃないでしょうか。じつは、私がそうなんですけどね。

 

髪引っ張りで頭皮全体をマッサージできる

 

さてさて、いよいよ本題の髪の毛を引っ張って元気になる方法です。髪を引っぱることで頭皮がほぐれ、頭皮に酸素が届きやすくなります。また、血行も良くなります。

 

髪の毛を引っ張るだけで期待できる効果は、疲労やコリの改善などがありますが、引っ張る場所によって改善される内容がさまざまです。今回は、頭の「前頭部」、「頭頂部」、「側頭部」、「後頭部」にわけてお話していきますね。

 

五感を刺激することもできる

 

あっ、いい忘れましたが、髪の毛を引っ張ると、五感が刺激されます。五感の感度は、歳を重ねるごとに下がっていくといわれています。たとえば聴覚の話をすると、若い人には聞こえる音でも年配の人には聞こえなかったりしますね。同じようなことが、他の四感でも起こっているのです。

 

髪の毛を引っ張って、疲れをとったりコリをほぐしたりしながら、同時に五感も鍛えていきましょう。それでは一緒にやっていきましょう。

 

髪の毛の引っ張り方(基本)

 

髪の毛の引っ張り方は、髪の毛の中に開いた指を差し込んでそのままギューッと握ります。それだけでも髪は引っ張られていますが、さらに強く引っ張るには、頭皮とくっついている指の背を頭皮から離れないように固定して、手全体を持ち上げるようにします。

 

このやり方だと、ちょっと手を上げただけでもかなりの刺激になります。あまり強く引っ張りすぎて、髪の毛が抜けないように注意してくださいね。特に抜け毛が心配な方は、やり過ぎ注意です。

 

前頭部は疲労と肩コリの改善、嗅覚に関わる

 

では、今度こそ本当に「髪の引っ張り」を始めます。

 

まずは、前頭部の髪の毛を引っ張ります。おでこの生えぎわから指を差し込んで、ゆっくりでいいのでギューッとグーにします。もっと引っ張りたい人は、頭皮についている指の背を離さないようにしながら、ヒジを上げていきましょう。

 

前頭部の髪を引っ張ることで、疲労や肩こりの改善が見込めます。他にも、前頭部の緊張を和らげることで、おでこやまぶたのたるみの解消にもつながります。

 

また前頭部は、五感でいうところの嗅覚に関わるといわれています。嗅覚が衰えると、食べ物の味がわからなくなったり腐ったものに気づかなかったりします。また、ガス漏れなどにも気づきにくくなります。

 

毎日の疲れをとり、肩のコリをほぐし、そして、おいしいものをいつまでも食べられるよう、前頭部をしっかり刺激して血流を良くして、健康な毎日を送りましょう

 

頭頂部は便秘やむくみなどの改善、触覚と味覚に関わる

 

頭頂部の髪の毛の引っ張り方は、前頭部の引っ張り方と同じです。基本として、髪の引っ張り方は、すべて同じですので、難しく考えないでくださいね。

 

で、今度は、頭頂部の髪の毛を引っ張りたいので、こめかみの少し上辺りから指先を髪の毛の中に差し込んで、指先同士が頭頂であたるかクロスするくらいのところで、ギューっと髪をにぎって引っ張ります。

 

頭頂部を引っ張ると、便秘やむくみの解消のほか、過食をおさえたり腰痛を軽減したりできます

 

また、頭頂部の中心に、「百会(ひゃくえ)」というツボがあります。頭頂部の髪の毛を引っ張ることで、百会も刺激できます(もちろん、直接ツボ押ししても良いです)。百会は、万能ツボと呼ばれていて、頭の疲れもとれますし、ストレスの軽減にもつながります。

 

また頭頂部は、五感の中の触覚と味覚に関わるといわれています。触覚は、手や足などのカラダで、ものを触ったときに形や性質、温度などを感じ取る感覚です。

 

触覚が衰えると、さわるときにどのようなものなのか判断ができなかったり、暑いとか寒いなどの判断が鈍ったりします。たとえば、ご高齢の方が、部屋の温度が上がっていることに気づかず、部屋の中で熱中症になることがありますね。これも触覚の衰えといえます。

 

頭頂部を刺激して、便秘やむくみを解消しつつストレスも減らして、触覚のセンサーも敏感にしていきましょう

 

側頭部はめまいや頭痛の解消、聴覚に関わる

 

次は、側頭部ですね。側頭部の髪を引っぱるには、まず指先をもみあげのあたりから髪の中に差し込みます。そのまま上に向かって滑らし、指先がこめかみの上辺りにきたら、これまでと同じように、ギューっと握りながら髪を引っ張ります。

 

側頭部の髪を引っ張ると、めまいや頭痛の解消に期待が持てます。ホホのリフトアップにも効果があるといわれているので、実年齢より上に見られやすい人は、試してみてくださいね。

 

それから、側頭部は五感の中の聴覚に関係しているといわれています。聴覚は、音をきくだけでなく、音の発している場所までの距離も判断しています。

 

聴覚が衰えると、音が聞こえにくくなるばかりでなく、危険音(たとえば爆発音など)が近くで起こっているのか遠くで起こっているのかの判断能力も衰えます。

 

側頭部を刺激することで、めまいや頭痛を解消したり、いつまでも好きな音楽を聴くなどできるようにしていきましょう。また、リフトアップ効果で、ほうれい線が薄くなってきたらうれしいですね

 

後頭部は疲れ目やカゼに有効、視覚に関わる

 

最後に後頭部です。後頭部の髪を引っ張るには、耳の後ろあたりから上の中に指先を差し込みます。そのまま指をすべらせて、指先同士があたるあたりで指を曲げ、ギューっと髪を握ります。

 

後頭部の髪を引っぱると、疲れ目やカゼ、不眠などに効果があるといわれています。また、目元のたるみ解消も期待できるので、「目がはれぼったい」と感じている人は、多めに引っ張ってみましょう。

 

五感でいうと、後頭部は視覚です。視覚は、ものを見るだけでなく、ものまでの距離や明るいとか暗いなどの明暗にも関わっています。

 

視覚が衰えると、ものがぼやけて見えたり色の判別がむずかしくなったりします。また、もの同士の距離感もつかめなくなります。身近なことでいうと、目が乾く、瞬きが多くなるなんていうのも、視覚の衰えといえるでしょう。

 

後頭部を刺激して、カゼや不眠の解消をし、目の疲れもとっていきましょう

 

髪引っ張りを習慣にすることで健康が手に入る

 

ここまで、髪の毛を引っ張ると、疲労やコリが解消できたり五感が刺激されたりするとお話してきました。

 

実際に髪を引っ張ってみると、それほど痛みを感じない場所があったり、逆に、軽く引っ張るだけで強い刺激を覚えたりする箇所があることに気づくと思います。

 

髪を引っ張って、痛いと感じるところは、頭皮がコリ固まっているところだと想像できます。頭には、筋肉がありません。つまり、自分の意思で動かすことができないのです。ですから、何もしないとどんどん頭皮は固くなっていきます。

 

髪を引っ張ったときに痛いと感じた部分は、特に入念に引っ張っていきましょう。

 

日頃から意識をして、頭皮を健康的な状態にするように髪を引っ張ってみましょう。それが、お金もかからず、簡単にできる、健康なカラダを手に入れる方法ですから。