後頭部のマッサージの方法と効果

長時間考え込んだり、頭を使ったりしていると、おでこのあたりが疲れてくる印象があるかもしれません。実は、脳が疲れてくると、後頭部の血流が悪くなります。

 

後頭部の血の流れが悪くなってくると、カラダや心にさまざまな不調が起こってきます。特に目は後頭部とつながっているので、目の疲れはもちろん、目から来る頭痛や肩コリの症状がでることがあります。また、目の疲れから、気力が低下したり悲しい気持ちになったりします。

 

頭や目をたくさん使ったあとは、後頭部のマッサージをしておきましょう。

 

症状

 

後頭部がこっているということは、目が疲れているかもしれません。長時間スマホやパソコンをすることで目が疲れ、目の疲れに伴う肩コリや頭痛が起こりやすくなっています。疲れているのに眠れないなどの不眠症になる場合もあります。

 

また、後頭部がこっていると、五感の中の視覚が低下しやすい状況になっています。視覚が低下すると、見ることを拒否してしまうだけでなく、目標までも失ってしまう可能性があります。

 

そうなると、無気力になったり悲しみの感情がわいてきたりします。東洋医学の面から言うと、悲しみの感情は呼吸器系に影響するといわれています。症状としては、気管支炎や、ゼンソクになる場合も考えられます。

 

後頭部にあるツボ、玉枕(ぎょくちん)、風府(ふうふ)、風池(ふうち)、天柱(てんちゅう)

 

後頭部にあるツボの中から、今回は4つのツボを紹介します。「玉枕」と「風府」、「風池」、「天柱」の4つです。

 

玉枕

 

玉枕の位置は、後頭部の真ん中あたりの少し出ている骨から両側に2cmくらい離れたところです。目の真後ろあたりと考えてもらっても良いでしょう。

 

玉枕を刺激すると、目の疲れの緩和に効果があるといわれています。さらに、視力の低下やめまい、目の疲れからくる頭痛にも効くといわれています

 

また、玉枕を押すと血行が良くなるので、その分今まで以上に血液によって栄養分が運ばれるようになります。その結果、頭皮の細胞の活動が活発になるので、薄毛や抜け毛、白髪に効果がありともいわれています

 

ただ、薄毛や抜け毛、白髪に対する効果は、即効性はありません。薄毛や抜け毛、白髪などの悩みを早めに解決したいのであれば、育毛剤を使ったり白髪染めをしてみたりするのも良いと思います。

 

育毛剤にはいろいろタイプがあるようです。詳しくはこちらをご覧ください。また、白髪染めですが、白髪染めに含まれる成分のアレルギーが怖いという人にも、髪や頭皮にやさしい白髪染めがありようです。こちらに詳しく載っています。

 

風府

 

風府の位置は、クビと頭の境目に縦に2本ある太い筋(僧帽筋)に挟まれたところで、髪の生えぎわから少し上にあるくぼみあたりです。背骨の延長線上で後頭部の骨の境です。

 

風府を刺激すると、目の疲れやめまい、首こりに効果があるといわれています。また、物忘れにも効くようです。さらにカゼの症状にも効果があるといわれています。

 

緊張をほぐす作用もあるので、ストレスがたまってきたと感じたら押してみてはいかがでしょうか。

 

風池

 

風池の位置は、両耳の下を後頭部で結んだ線上で、耳から指の幅2本分くらい内側にあります。

 

風池を刺激すると、疲れ目や視力の回復、肩やクビのコリに効果があるといわれています。また、全身の疲労感にも効くようです

 

さらに、交感神経と副交感神経のバランスを整える作用もあるので、全身のさまざまな機能を正常に近づける作用も期待できます。

 

天柱

 

天柱の位置は、クビと頭をつないでいる2本の僧帽筋のすぐ外側のくぼみにあり、後頭部の髪の生えぎわです。

 

天柱を刺激すると、クビや肩のこりから来る頭痛に効果があるといわれています。視力の低下の緩和や眼精疲労にも効くようです

 

また、風池と同様に、自律神経を整える作用も期待できるので、ストレスの発散にも効果が期待できます。

 

後頭部のマッサージ効果

 

後頭部は目とのつながりがあるので、後頭部をマッサージすると、目の疲れや不調が緩和されます。また、眼精疲労から来る肩コリやクビコリ、頭痛も解消できます。睡眠の質が向上したり、肌荒れが改善できたりすることもあります。

 

後頭部がこっていると、気力が低下したり悲しい気持ちになったりしがちですが、後頭部のコリをほぐすことで、穏やかな気持ちになったり冷静に物事と向き合えるようになったりします。

 

後頭部のマッサージ方法

 

後頭部をマッサージするときは、まず右か左のどちらかのヒジをテーブルにつけます。ヒジをつけた方の手をグーにして指の第2関節に後頭部を押し当ててもみます。

 

もちろん、指腹を使ってもかまいませんが、グーでマッサージしたほうがチカラが強く伝わります。また、手の疲れも軽いです。片方がすんだら、もう片方も同じようにほぐしていきましょう。

 

ヒジをつかずにすることもできますが、テーブルに固定することで、パワーが伝わりやすく疲れにくいので、どうぞ、頭の重みを利用してマッサージしてみてください。